アラサー女のアメリカ生活

29歳、シアトル在住、働く日本人妻。

アメリカ就職でとっても大切なネットワーキングってどんなの??

アメ夫、ただいま就活中でして、「ネットワーキング」と呼ばれるコネ作りをしております。

 

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日本語でコネというと、なんだかネットリした悪~い雰囲気が漂う感じがしますが(そんなふうにわたしも思っておりました)、実はそんなことはありません。

 

インターネットで見つけたある企業の人事担当者に、自分と繋がりがほとんどなくても、ただ単に同じ大学の卒業生というだけで、メールを送ると、意外と連絡が返ってきます。そして新たなコンタクト(コネのこと)を紹介してくれたりもします。

 

要は、ここでいうネットワーキングというのは、「すごい人と繋がりが既にある」ということではなくて、「コンタクトを作るために活動したかどうか」ということ。

 

アメリカの求人では「Internal Referral インターナル リファーラル」というのがあって、それは「既にその企業で働いている人からの推薦」のことです。求人に応募するときに、これを入力する欄があったり、応募してからコンタクトに応募したことを伝えたりします。すると、なにもなしに応募するときより面接までいきやすくなったりします。また、コンタクトを作ることによって、その企業でなにか問題や話題がでたときに、こんな人いるよと誰かが自分について言及してくれたりして就職につながります。

 

特に、アメ夫のように専攻や経験とちょっと違った分野に移りたいときには、履歴書だけではなかなか企業から連絡すらもらえないのでとても便利です。

 

ここで、なぜそんなよく知らない人からの連絡にまで答えてくれるのかということが最近分かったのでシェアしたいと思います。

アメリカの企業で、自分の知り合い(コンタクト)が、最終的にその企業に雇われることとなったら、臨時ボーナスがもらえるようなのです。例えば、Zillowという会社では$1,000の臨時ボーナスがでるそうです。会社等の規定によって大きく違うとは思いますが、これだけのボーナスがちょっと誰かと話をするだけでもらえるなら、誰でも動きますよね。

 

ネットワーキングは、相手側にも臨時ボーナスというメリットがあり、自分にもその企業の話や業界の話をきけたり、面接までありつけるというメリットがあり、Win Winのシステムということです。今後アメリカで就職しようとしている人がいたら、とにかくそうやってネットワーキングを頑張ってみるといいと思います♪