アラサー女のアメリカ生活

29歳、シアトル在住、働く日本人妻。

【映画】the fault in our stars - きっと星のせいじゃない、を観ました♪

映画、the fault in our stars(邦題: きっと星のせいじゃない)を見ました。

 

f:id:livinginseattle:20161014052645j:image

 

この映画、興味はあったんだけど、病気で死んじゃうタイプの映画っていつも結局、感情移入しまくって泣いちゃうんだけど、特に好きなタイプの映画ジャンルじゃなくて手をつけてなかったんです。でも、お義父さんがdvdを持ってたから見てみました!!

 

意外とよかった。はじめの方はどうも、登場人物が好きになれなかったんだけど、だんだんキャラにも慣れてきてガスが可愛くて、病気を持つ親の方に感情移入してきて涙出てきた。

 

食いつくところが変かもしれないけど、この映画に出て来る、"make a wish foundation"、すごいと思った。この映画で、病気のため機材を航空機に積まないといかないからお金がたくさんかかるのに、アムステルダムに行くことをこのメイク ア ウィッシュ団体に頼もう!って出て来るんだけど、映画中にわたしは、それですら、「え?そんなことまでしてくれる?!高いでしょ!?」と思っていたの。

 

でも、病気の女の子をアムステルダムに行かせることなんて、このメイク ア ウィッシュ団体にはお茶の子さいさい!!

 

アメ夫に話したら、5歳の病気の男の子がどうしてもバットマンになりたいという願いをこの団体が叶えたときのことを教えてくれました。

 


Official Batkid Video

 

 このバットキッドが乗ってるバットマンの車ランボルギーニなんですよ。寄付だって。しかも2台出てくるの。両方ともランボルギーニかは知らないけど、ランボルギーニまで出せちゃうこの団体の資金力・・・完全になめてました。

しかも、こうやって毎日のように願いを叶えてる。これやって終わりじゃなくて。

 

日本では、一般的にはフィンランドとかの税金が高いけど、政府に守られているっていう社会が良いと考えてる人が大半で、わたしもその一人です。税金をみんなで出して、困っている人を助けて、自分も大変な時は助けてもらう。それが一番なんだって考えていました。

 

でも、アメリカのように大金持ちが大金を寄付するとか、ごくごく普通の市民が毎月寄付するとか、困っている人を助けるとか、アメリカほどはない。政府に守られていないから(アメリカ人は政府にコントロールされてくない人が一部の地域に多い)、だからこそこういう寄付文化がある。それに、やっぱり税金では、それを悪用する人(働けるのに働かず社会保障で生きるとか)が居て、本当に助けを必要としている人を助けることは難しいときがある。だから、税金を払って政府にやってもらうんじゃなくて、自分たちでやるっていう考えなのかなぁって思いました。どちらの方法にもやはり、プラスとマイナスがあるんだなと。

 

この映画を見てちょっとそういう考えを理解するきっかけになりました。映画とはあまり関係ないんだけどね。