アラサー女のアメリカ生活

29歳、シアトル在住、働く日本人妻。

やっとアメリカ人夫の仕事が決まりました!!長かった~!

2016年5月より始まったアメリカ人夫の就活生活・・・やっと終わった!!

本当に長かった。

 

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海外でALTと呼ばれる英語の先生の仕事をした後、多くの人は大学院等へ戻り専門知識をつけてから就職するっていうのをよく聞いていたけど、今回なぜそういうことになるのかよく分かった。

ALTの仕事は業界で言うと、「教育」だから、その経験が活かせる仕事というとやっぱり「教育業界」となる。でも、ALTの仕事を海外でする人は、大抵「教育業界」に憧れてALTになるわけではない。だから既に持っている大学での専攻を活かして就職するか、インターンシップ等の安い賃金で働いて経験を得てスキルを新たに身に着けるか、大学院に入って専門知識を経て就職するか・・・。とにかく、ALTという仕事の経験はアメリカでは傍から見たらそこまで「素晴らしい経験」を持っているとはとられないようだ。

日本と違って敷かれたレールというか、常識的に考えてどんな仕事が得られるかとかどんな生活が待っているかとかそういうのがアメリカには無い分、自由で楽しいのだけど、未来が見えなくて怖いなぁとも思った。

 

ALTの経験によりどんな経験を得ることができたかを伝えて自分を売る

 日本でALTの仕事をしていた人はたくさん居て、その経験も様々なのだろうと思う。同じ仕事をしてもどんな経験を得るかは人それぞれだし。でも一つの例として、私の夫が今回就職した会社で評価された点は何だったかを説明したい。ちなみに夫はIT業界を志望していて、実際IT業界で就職が決まった。

一番評価された経験は、派遣された学校で作っていた「シラバス作り」。この派遣された学校はちょっと特殊で、英語教育に力を入れているのだけれど、現段階で何をしたらいいのかまだ考え中というところだったため、5年間ほどの英語を教える経験を活かして英語教育の年間のシラバス作りを独自にして、学校の先生たちにすすめたところ、気に入ってくれてそのシラバスが採用されたそう。この経験が、ITの会社の「プログラム・マネジメント」という計画を立てたりする仕事に活かせるそう。

今回の夫の就活で、教育という必ずしも聞いただけでは共通項が見いだせないような経験も、たどってみると意外と役に立てることができそうな経験として自分を売ることもできるんだなぁと実感しました。

 

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今後の生活・・・

今はアパート探しの真っただ中。なんせ引っ越したい地域から、車で5時間も離れているところに住んでいるので移動が大変。飛行機なら1時間だけど、どこに行くにもアメリカでは車が必要だから飛行機で行ってもレンタカーしなきゃいけないし。

見学したアパートの一つが、アドミラル地区だったのだけど、景色が最高!

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こんな景色を見ながら毎日この辺を散歩できたら最高だなぁと思ったけど、「家の周辺地域が素敵なことより、家の周りが素敵じゃなくても家が素敵な方が良い」というアドバイスを受け、納得。もう少し都心から離れた心地良さそうなアパートに決定しちゃいました!でも、こんな景色の場所にもいつか住んでみたいな(^^♪

 

 まだ先は見えないので怖いけれど、とりあえず夫の就活が終わったことで、住む地域がどこか分かったので私も仕事を探せるし、ボランティアもできるし、学校に通うこともできるようになった。だから、怖さよりもこれからの生活の楽しみの方が大きい(´・ω・`)!